超人的能力を授かった「人間」について。なぜ超人的な才能が存在するのだろうか。

みなさんは知っているだろうか。この世には本当に人間なのか??と疑ってしまうような超人的な能力を所持している人間が存在している事を。

超人的な記憶力、円周率2万桁の暗記、あるきっかけから絵や音楽といった芸術の才能を発揮した人を。

一体なぜ、このような「人間」が存在してしまうのか。

今回はそんな超人的な能力を持つサヴァン症候群と言われる「人間」について。

サヴァン症候群とは

サヴァン症候群とは、知的障害や発達障害などのある者のうち、ごく特定分野に限って優れた能力を発揮する者の症状を指す。

サヴァン症候群といっても、その特徴や症状、能力は様々である。

サヴァン症候群の中でも、「天才サヴァン」というものがあり、天才サヴァンは突出した能力が、世間全体で見ても優れているケースのことをいう。

天才サヴァンは非常に珍しく、世界全体で見ても発見された人数は100人に満たないと言われている。

>サヴァン症候群とは?サヴァン症候群の能力、著名人、困りごと、能力の伸ばし方まで詳しく紹介します!

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超人的な能力を発揮した人の例

この世に存在する異質で超人的な能力を発揮した人を調べたので、簡単にまとめる。

ダニエル・タメット(数学的能力・記憶力・共感覚)

ダニエル・タメット:異なる認識の仕方

イギリス出身であり、暗算・記憶力・自然言語の学習に関して非常に高い能力を持っているサヴァン症候群の一人である。

文字や数字には色や感情や個性が入り混じっているように感じるといった共感覚能力を持っている。

1から10,000までの数字には各々の形態・色・手触り・感情を持っており、計算の結果導出された数字達を直感的な景色で感じ取ったり、素数なのか、合成数なのかも感じとることができる。

円周率を2万桁暗記、計算機で計算できない桁ですら答えることができる。

以下のスケッチはダニエル・タメットの頭の中で1〜12の数字に対して感じるイメージである。スケッチは白黒だが、ダニエル・タメットの頭の中では色がついている。

「1」はパッと輝く白い光。
「6」は寂しい黒い穴。
「3」は緑
「4」は青
「5」は黄

のように感じるのだそうだ。

また、非常に言語の習得も早く、母国後である英語を含め11か国語の言語を話す事ができ、アイスランド語に関しては、1週間で習得し、アイスランドのテレビ番組において全てアイスランド語でインタビューに答えたのだそう。

ジェイソン・パジェット

2002年、暴漢に襲われ頭部に損傷を受け、その翌日、シャワーを浴びると、それが幾何学に見えたのだそう。その後、水や様々な風景が幾何学や数式に見える共感覚と後天性サヴァン症候群を身につけることになった。

そして数学と物理学の分野で天才ぶりを発揮する。

ジェイソン・パジェットさんは、フラクタルのイメージが見え、物体の境界がなめらかではなくなり、ものの移動もスムーズではなくなった。

普通は滑らかに動いているようなものが、負傷後、非連続的にものの動きが見えるようになったのだそう。

「フラクタル」とは、自然界にある複雑な形状を同じパターンの図形で表す数学的概念のことである。

>ジェイソン・パジェットとシュミレーション仮説

以下がジェイソンパジェットが描き出したフラクタル図形である。しかも手書きで書き上げたとのこと。

暴漢に殴られてからというものの、一体なぜ、このような自然界に隠されたフラクタルがみえるようになってしまったのだろうか。

この世界は、ジェイソン・パジェットが見ているような、フラクタルでできており、我々人間は無意識のうちに、脳内で処理されて今見えているような世界を脳に描き出しているのではないだろうか。

そのフラクタルを処理をする脳の部位が損傷を受けたため、フラクタルが見えると考える事ができる。だとすると、一体この世はなぜフラクタルでできているのだろうか。

この世が仮想現実である事の理由につながるかもしれない。

>「人間」や「宇宙」を創り出した(人)の目的とは一体。この世が仮想現実であることの証明

>世界の見え方が変わってフラクタルを手描きできるようになった男

>外傷性脳損傷でフラクタルが見え始めて画家&数学者になってしまった「後天的サヴァン」ジェイソン・パジェットの話

フランコ・マグナーニ(過去の記憶を正確に描写する能力)

>画像:脳を損傷してから才能が開花した10人の天才

1960年代、熱で倒れ、意識障害が起こり、頭が混乱した状態になった。

その間に子供の頃の夢を見たのだそう。そして目が覚めるとその夢を描き始めた。

10年以上も前に見た景色をまるで写真のような完璧さで描き出す。子供時代の場面を詳細に思い出す能力が備わった。マグナーニが病気に倒れてから20年以上経って、ある写真家がマグナー二の故郷を訪れたところ、そこには絵画とまったく同じ景色が広まっていたという。

このように、ある事をきっかけに、子供の頃の風景を思い出せるという事は、我々人間が忘れている小さいころの記憶は脳もしくは他のどこかには正確に記憶されているのではないだろうか。

デレク・アマート(作曲)

2006年、プールに飛び込んだデレク・アマートは底に頭を痛打。失神し、病院に搬送。聴覚を失い、慢性的な頭痛に悩まされる。

しかし、この事故以後、音楽の才能を授かったのだと。目を閉じると白と黒の「音符の流れ」が見えるようになったという。それまで音楽を学んだ事はなかったが、突然ピアノで複雑なメロディを奏でられるようになった。

スティーブン・ウィルシャー(絵・記憶力)

一瞬見ただけて精巧な絵を描くほどの記憶力を持つ。

動画では、ヘリコプターに乗り、街中を観察。その後、観察した街の絵を描く。

驚く事に、書いた街の絵は、ビルの窓の数まで正確に描く事ができていた。

ヘリコプターから見た街中の正確な記憶は膨大な情報量であるはず。どのようにして、その情報を瞬時に脳に蓄える事ができるのだろうか。すごい。

アンソニー・チコリア(作曲の才能)

>画像:脳を損傷してから才能が開花した10人の天才

1994年、アンソニーチコリア博士が公衆電話で電話をかけようと近寄ると、どこからともなく眩しい光を感じた。それは受話器に命中し、跳ね返った受話器が顔を直撃。その衝撃で倒れ、「体」から追い出されたらしい。気がつくと、自分を助けようとしていた人々を上から見下していたという。

それから、激しく体の中に叩き戻された。彼は落雷にあったのだった。それから回復し日常を取り戻しつつあった。

が、抑えられない作曲の衝動があった。夢の中で音楽を聞いたがそれを表現する方法がなかった。

それからピアノを練習し始め、音楽にのめり込んでいった。

なぜ、そこまでの作曲の衝動が起こったのだろうか。なぜそこまで表現したいと思ったのだろうか。。。

オーランド・セーレル(記憶力)

>画像:脳を損傷してから才能が開花した10人の天才

1979年、まだ少年だった頃、野球で遊んでいた時に頭部をボールが直撃。頭痛が起きて数日間頭が脈を打った。頭痛が治ると、セレルはあらゆる物事を記憶できるようになった。

着ていた服や天気、あるいは朝食など、日常のあらゆるものを忘れなかった。

またカレンダーアプリのように、過去、未来の特定の日付の曜日を瞬時に応えられるようになった。

キム・ピーク(記憶力)

アメリカ合衆国のサヴァン症候群の一人。

驚異的な記憶力もち、一度見たものを一瞬で暗記するという。

写真または直感像による記憶能力を持ち、9000冊以上にも上る本の内容を暗記していた。また、すべての都市の市外局番,郵便番号,その都市をカバーするテレビ局や電話会社名も記憶している。

さらに、人が生年月日を言えばそれが何曜日であるか即座に答えることができた。

ヘザー・トンプソン(絵)

2011年ヘザー・トンプソンは荷物を車に積んでいる際にリアハッチに頭部を強打しそのまま倒れた。医師のしんんだんは軽度外傷脳損傷。特に深刻な怪我とは思われなかったが、光がやたらと眩しく、色彩も極端なまでに鮮やかに感じられるようになった。きつい刺激から逃れるために、暗い寝室に閉じこもり、家族も仕事も失った。そんなときに、心配した隣人が、トンプソンに絵筆を差し入れると、絵を書く事が止められなくなったのだそう。

ジム・キャロロ(数学力と記憶力)

14歳のとき、交通事故で人生が破壊。母親が死亡し、ジムも昏睡状態に陥った。脳の損傷もひどく、医師からももって数週間だろうと思われていた。しかし、生き残り、昏睡から目がさめるとリハビリ生活を送った。

そこで。ジムは気づいた。

事故前は数学には全く関心がなかったにもかかわらず、事故後は数学の問題を勉強する事なく解けてしまい、1日で円周率を200桁まで暗記するほどの記憶力もあった。

ジョン・サーキン(絵と彫刻の才能)

1988年、ゴルフのプレイ中に脳出血に見舞われる。
外科手術で脳の一部が切除された。目が覚めてから、シュルレアリスム的な夢を見るようになり、創作への衝動が生まれる。

絵に専念するために、仕事を辞め、絵画と彫刻に没頭。
事故から30年たった今でも、その作品は世界中のギャラリーに展示されるほどである。

リー・エルセグ(数学と芸術の才能)

2009年、リー・エルセグはコロラドの牧場で谷底に転落。事故により記憶喪失になる。自分の子供時代も母親のことも、それまでの人生についても一切覚えていなかった。しかし、新しい才能が芽生えた。数学への関心が高まり、それを表現するために芸術を選んだ。作品を制作する時、彼女は「数学の方程式に基づくイメージを創作しているのだ」と。

10の魅力的才能を持つサヴァン症候群の人々

>【衝撃】サヴァン症候群(奇病)といわれる有名人のヤバすぎる特殊能力が凄い…共通する特徴はコレ!思わず二度見する意外な芸能人も!?【奇病】

>ザ・ベストハウス123 驚異の脳力! 世界のスゴい脳の持ち主BEST3 キング オブ サヴァン

>脳に損傷を受けたことで才能が開花した天才たち5選!プールの底に頭を打って気絶した男がある才能に目覚めた!!!

>脳を損傷してから才能が開花した10人の天才

その他にも、モーツァルトやアインシュタイン、エジソンやレオナルド・ダ・ヴィンチもサヴァン症候群であったという説がある。

まとめ

超人的な能力を持つ人間について調べてきた。調べたところ、記憶力、絵や音楽といった芸術、数学的能力がほとんどを占めている。

また、過去、未来に渡り、ある日が何曜日であるのかを瞬時に当てる事ができるという能力の人が何人もいた。

謎が多いとされているサヴァン症候群。

自閉症と関係があるとされるサヴァン症候群。

なにかしら頭に影響があって後天的にサヴァン症候群になることもある。

不思議な事は、なぜ、記憶力や芸術、数学力に関する能力が超人的なのか。なぜ、過去、未来に渡り、ある日が何曜日であるのかを瞬時に当てる事ができるという能力を持つのか。

そして、

なぜ、このような超人的な能力を持つ人間が存在するのか。

ここからもこの世界がどうなっているのかを考えるヒントになるかもしれない。