自己分析の目的、見失ってない??
就職活動をする際、「自己分析は非常に重要。」と先輩や、企業の方から言われることはないでしょうか。
そう言われても、
「なんで自己分析って重要なの??」
「何のために自己分析をするの??」
「どうやって自己分析するの???」
わからないことだらけですよね。。。(笑)
また、
企業に受かることが目的になった自己分析をしてない??
強み、弱み、今やりたいことだけを見つけることが目的になってない??
自己分析の目的、そのベクトルが違ったり、途中で終わっていませんか??
見据えなければいけない「自己分析の目的」はもっともっと先にあると思うんです。
はい。
なので、自己分析について考えたことを以下にまとめます。
自己分析をする目的(なぜ自己分析をするのか)
「自己分析の目的とは、つまり、自分が幸せになるための条件を見つけること。」
- 「あなたにとっての幸せってなんですか????」
- 「将来どんな自分になっていたいですか」
自分が就職活動をする中で、こういったニュアンスの質問がよくされました
企業の方は就活生が将来どうなりたいか、どうしたいかを聞く事によって、
それが企業で実現できるかどうかを判断して、ミスマッチを防ごうとしているんですね。
なので、内定をもらうために自分を盛ったり、
自己分析が中途半端になってしてしまうと、
入社後にミスマッチを感じる可能性が高くなってしまいます。
そして、そのミスマッチは企業・自分、お互いにとって不幸です。
なので、ミスマッチを防ぐためにも、誠実に自分に向き合い、
自分にとっての幸せとはなんなのかをしっかり考えないといけません。
自分にとっての幸せとはなんなのか、どうすれば幸せになれるのか。
この問に答えるためには、「自分」について深く理解しないといけません。
答えることができないのであれば、「自己分析」はまだまだ足りないので、
幸せの条件が見つかるまで自己分析をし続けましょう。
はい。
自己分析の仕方について
では、どうやって
- 「自分にとっての幸せは何か。将来どうなりたいのか。」
- 「そのためにはどうすればいいのか。」
を考えればいいのか。
まずは、なぜ今の自分が形成されたのかを過去の経験を振り返って考える。
過去にどんな経験をして、その経験がどう自分に影響をあたえたのか。
もの凄くやる気が出て頑張った経験、辛く感じた経験等、特に自分の感情が大きく変化した経験ほど、今の自分に大きな影響を与えているので、何でやる気が出たのか、なんで辛く感じたのか深掘って考えましょう。
具体的にやる事は以下。
- モチベーショングラフを書いて深堀。
- 様々な自己分析ツールを使い、なぜその結果になったのかを、過去の経験と紐付けて考える。
自分が無意識的にどういう行動をしてきたか、どういう状況だとどういう考えをしてどう行動するのかが明らかになる。
考える視点としてもう一つ。
「周りの人と自分の違いを見つけ、なぜ自分はその人と違うのか、その違いはどういった経験から生まれるのかを考える。」
- 「自分は就活頑張っているけど、あの人は頑張っていない。何でだろう。」
- 「自分は家でゆっくりしたいと思うけど、あの人は外で活発的に行動したいと思う、なんでだろう」
- 「自分は会社のネームヴァリューにこだわっていないけど、あの人はとてもこだわっている。なんでだろう。」
こういった視点を持てると、考えるきっかけというのは無数にあります。何考えたらいいかわからないなら、そういった視点で考えてみるのもありですね。自己理解だけでなく他者理解も深まります。
自分をあるていど理解した次は自分は将来どうなりたいのかを考える。
どうやって考えるのか。これはとにかく行動しましょう。
さまざまな会社の説明会や就活イベントに行く。海外、行ったことがないとこ行くなりなんなり、できるだけ多くの事に触れる機会を増やしましょう。
行動していくなかで、
「こうなりたい」、「あれやりたい」等、
少しでもいいなと思った点と、
「あれは嫌だ」「なんか楽しくない」「つまらない」等、
少しでも嫌だなぁと思った点をひたすら言語化しメモる。
思ったことをどんな小さなことでもいいので、
とにかくたくさんメモをする。
それらを、
「なぜやりたいと思ったのか。」
深く掘り下げ考えていく中で、
自分が無意識的に想っている「理想の姿」、「幸せになるための条件」というのは何んなのかが見えてきます。
これは毎日毎日就活が終わっても、人生を通して続けていかないといけないことですね。
感情が大きく動く経験をすれば、価値観が変わる可能性もあり、何が幸せなのかも変わる可能性がある。
常に自分にとっての幸せは見失わないようにしないといけない。
ある程度「理想の自分」「自分の幸せを実現するための条件」が見えてきたら、
今の自分とその理想の自分のギャップ、それを埋めるためにはどういう環境で何をすべきなのかがわかってきますね。
就職活動における自己分析のゴールは、
「就活でいろんな情報を得た上で、自分が幸せになるための条件をみつけること。」
です。
それが終われば、あとは企業分析して、「自分の幸せになるための条件」を満たせると思う会社を探し、OB訪問等をして、自分の考えと企業の現実にギャップがないかの確認。
そのあと、自分の強みをどう会社で活かすことができるのかを考え、自分、企業の人事の人と一緒に考え、その企業に合うのかどうかを判断し、合えば内定がもらえます。
はい。
“自己分析の目的、見失ってない??ミスマッチを防ぐ自己分析のやり方。” への2件の返信